雫石中心市街地活性化WS

By flab, 2011年11月24日

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M1松岡です。11月18日(金)に岩手県雫石町で中心市街地活性化WSを行いました。


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岩手県雫石町は、岩手県中部に位置する岩手郡に属する町です。西側は秋田県と接しており、温泉やアルペンスキー世界選手権も開かれた雫石スキー場、全国的に有名な小岩井農場を有するなど観光に力を注ぐ町です。小岩井農場の牧歌的な風景はかの宮沢賢治の「雨ニモ負ケズ」の詩にも影響を与えたそうです。この地域のこうした観光資源は車での移動を前提としており、全国的な少子高齢化に伴い交通、買い物難民などが問題となっています。雫石町の中心商店街では毎年5月〜11月にかけて月一回全国発祥でもある「軽トラ市」が開かれ、町内外から農産物や工芸品などが集まります。私達は、こうした車での移動を前提とし豊かな景観と観光資源を広範囲にもつ地域に対して軽トラに注目し雲南市などの過去の実績を参考に提案活動を7月、8月に行い、今回はさらに雫石の中心市街地で軽トラ市の開催場所でもある雫石商店街「よしゃれ通り」での役場、商工会によるまちづくりワークショップに参加し、話題提供と過去WSでの課題解決案のビジュアル化をパース、模型等で行いました。
大きく雫石商店街が抱える問題としては
①大型ショッピングセンターの進出による購買力の町外流出
②新幹線もとまる雫石駅から商店街までの動線の有効利用
③商店街に目立つ空き地/空き家(後継者の不足)
④一体感/統一感の不足
⑤イベントではない平常時の魅力の創出
が上げられます。ハード面、ソフト面の提案を今後も行い、全国的に衰退しつつある「商店街」の今後を考えて行きたいと思います。
今年度中に第二回が予定されています。

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