【雲南PJ】入間花田植え

By flab, 2014年5月28日

5月25日のいるま花田植えに合わせ、5月24日から26日まで雲南市に行って参りました。
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1日目から少しずつご紹介いたします。
【5月24日 出張1日目】
初日は民谷交流センターにお邪魔して、協議を行いました。
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民谷では廃校となった旧吉田小学校民谷分校を拠点とした地域全体での活用が検討されています。
今回は”地域一体での活用”という観点から2012年度卒業論文「-地域デザイン研究-エコミュージアムの計画手法と地域帰属意識向上の相関」/関根梨沙子、”空き家を活用した定住促進”という観点から2013年度卒業論文「転入者の共生と集落更新に関する研究−小豆島町空き家バンク制度を事例として−」/鉄川ななみをご紹介してきました。
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ご出席を頂いたみなさまからは活発にご意見を頂くことが出来ました。
地域デザインゼミでの研究成果をこうしてプロジェクトに活かせたことをうれしく思います。
最後に夏の調査・視察に向けて岩田会長のご案内で空き家や地域活動の拠点等の下見を行いました。
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【5月25日 出張2日目】
待ちに待った花田植え当日は、暑いくらいの快晴でした。
花田植えとしては重要無形民族文化財に登録された壬生のものが有名ですが、ここ入間でもかつて花田植えが行われており、戦後途絶えていたものを平成12年に地元の方々の努力で復活させたそうです。
今年もお招きを頂き、古谷研からは早乙女2名、囃子古1名として参加させて頂きました。
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今年は早乙女さんが総勢31名いらっしゃったそうですが、約2/3が中国からの研修生や国際交流員の方だそうです。
古谷研からの早乙女の腕前はというと、水をたっぷり含んだ泥の感触が気持ちよかったのもつかの間、お囃子に合わせての田植えは想像以上に難しく、苗渡しさんに笑われてしまいました。
メンバー全員が祭事に参加してしまったため、花田植え中の写真が手元に無いのが残念ですが、貴重な経験をさせて頂けたことに感謝しております。
慰労会も大いに盛り上がりました。
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【5月26日 出張3日目】
宿泊していた入間交流センターのみなさんに別れを告げ、木次でゑびすの2次改修に関するプレゼン、来年度のさくらまつりについての協議を行いました。
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ゑびすについては用意していた提案を気に入って頂けたようで私達としてもうれしい限りです。
長屋形式のこの建築の奥には素敵な中庭があり、今は閉ざされて裏動線化している通路を活かしながら、人を奥へ引き込みたいというのが提案のきっかけです。
今回お見せした3つの提案はそれぞれが異なる特徴を持っているので、今後地域のみなさんの中でどんなご意見が交わされるのか楽しみです。
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さくらまつりに関しては、来年度に向けて早くから準備することで参画している各立場が上手く融合しながらまつりを作り上げて行きたいという思いから今回提案を行いました。
古谷研が参加させて頂いてから7年が経過し、さくらまつり自体も転換期にあるように思います。
詳しい内容は、今回頂いたご意見をもとに再考・発展させた上で改めてご紹介いたします。
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なお、今年度のさくらまつりで制作した家具は2012年度のさくらまつりで提案したCo.yataiとともにチェリヴァホールでごく日常的に使われていました。
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次回出張は6月末に予定されております。
新緑の雲南から出張のご報告を出来たらと思います。
――――――
M1 室町亜弥

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