卒業論文2016

By flab, 2016年11月24日

M0の関・田代・万徳です。

先日の11月7日に卒論審査会が実施され、各卒論生が今までの研究成果を発表いたしました。
今年度の古谷誠章・藤井由理研究室からは、学生計12名の論文が発表されました。

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審査の結果、本研究室からは

関 優洋子
『Carlo Scarpa研究2016 赤いエニシダ(GINESTRA ROSSA)等にみる時間による変化の受容に関する設計意図
ー講義録『a lezione con Carlo Scarpa』を通じてー』

田代 夢々
『Le Corbusier 研究2016 ル・コルビュジエ自邸《ポルト・モリトールの共同住宅》の実空間分析に基づく
〈人間的建築の五つの要点 Les 5 points d’une architecture humaine〉の定義』

万徳 友里香
『集落を超えた祭事協力による社会的共同生活の維持 ー瀬戸内海周辺の櫂伝馬行事を事例としてー』

の3名が優秀論文賞に選ばれました。

 

執筆にあたっては、研究室内外の多くの皆様にご協力頂き、本当にありがとうございました。
古谷教授・藤井准教授をはじめ、助教・助手の皆様、博士・修士・OB・OGの先輩方には8ヶ月に渡るご指導を賜り大変お世話になりました。
また、現地調査やヒアリング・資料収集などの調査中お世話になった皆様に、この場をお借りして感謝を申し上げます。皆様のご協力なくしては各々が論文を書き上げる事は出来ませんでした。

以下に、本年度の論文のタイトル・氏名を写真とともに紹介していきます(当日発表順)。

和久 正義
『公営住宅における住民の共有部利用とその波及効果 —シンガポールのHDBフラットを対象として—』

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コウ シキ
『中国におけるオープンコミュニティの手法と有効性に関する研究 —上海、四川、杭州の3都市7エリアを対象として—』

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陳 翰逸(佐藤 拓海)
『中国・上海旧式里弄住宅地における住居群の構成と空間利用の研究 —道と住宅の仕組みから見る居住地域の持続性について—』

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佐藤 玄宗
『小児対象の病院における色彩計画研究 —設計者・色彩計画者の意図が空間の印象と感情評価に及ぼす影響—』

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伊藤 瑛久
『ホスピタルアートによる心理的影響と空間認知に関する研究』

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高橋 諒
『菊竹清訓研究2016  ≪出雲大社庁の舎≫における「更新」の真意
—初期作品群の原図を用いた部材ルートの分析を中心として—』

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田代 夢々
『Le Corbusier 研究2016 ル・コルビュジエ自邸《ポルト・モリトールの共同住宅》の実空間分析に基づく〈人間的建築の五つの要点 Les 5 points d’une architecture humaine〉の定義』

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樋口 かほる
『Le Corbusier 研究2016 ”ロンシャンの丘”における設計思想と「精神性を宿す建築」
—《ロンシャンの礼拝堂》の語り人 ジャン-フランソワ・マテ氏へのインタビューを通して—』

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関 優洋子
『Carlo Scarpa研究2016 赤いエニシダ(GINESTRA ROSSA)等にみる時間による変化の受容に関する設計意図
ー講義録『a lezione con Carlo Scarpa』を通じてー』

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吉原 瑠那
『木質空間研究 -内装の木質度・性質と印象評価の相関-』

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万徳友里香
『集落を超えた祭事協力による社会的共同生活の維持 ー瀬戸内海周辺の櫂伝馬行事を事例としてー』

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作家論研究、フィールドワーク研究などそれぞれの扱った対象は異なりますが、M0同士が研鑽し合いそれぞれの研究を無事発表することができました。

研究室ではこれから修士計画・卒業計画が始まります。
それぞれの研究が設計活動にも還元される様、邁進いたします。

本当にありがとうございました!

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