【PJ紹介】奈良プロジェクト

By flab, 2018年2月10日


こんにちは。奈良PJリーダーの湯之上です。

奈良PJプロジェクトは奈良県吉野地域の優れた人工林、吉野材(スギ・ヒノキ)の魅力を最大限に活かした

新しい用途やデザインの開発、ブランドづくりを推進し、吉野林業・木材産業の振興を目指した活動を行っています。

2010年度より奈良県からの委託研究として始まり、

毎年、早稲田大学と奈良県の木材関係者との協議、並びに現地調査として吉野林業や活用事例の視察を行いながら、

吉野材の魅力を肌で感じ学び、それらの経験や学習を活かして、

プロダクトのデザインから、家具、インテリア、建物の木質化改修といった

スケールを横断した様々な提案や実作を行ってきました。


近年の私たちの活動についてご紹介致します。


2017年度は、代官山蔦谷書店で 『「奈良の木」のあるくらし〜森からの贈り物〜』と題して奈良県と蔦屋書店のコラボレーションによる大々的なフェアを行い、そのフェアに当たってT-SITE 『GARDEN GALLERY』 にて木質空間の設計を行いました。

吉野材の美しさや香りの良さ、吉野林業の力強さを代官山蔦屋書店へ訪れる方々に、どう発信していくかを学生間で議論し、 工務店や家具デザイナーの方など様々な方に協力いただき施工計画まで行いました。

 

 

 

会期中は、古谷誠章先生をモデレーターとして、奈良県知事 荒井 正吾氏と愛媛大学客員教授 村尾行一氏を招き

三者三様の立場から林業の未来について語るトークセッションも開かれ、

ご年配から子供連れの方々まで幅広い世代に開かれた木質空間となりました。



また、2017年度から新しい活動の場として、奈良県上北山村で天然林活用提案を行っています。

上北の山と村を横断しながら特有の地形、文化、歴史に触れ様々な視点から構想を練っています。

今は天然森の中に遊歩道を整備しています。今後も村の方々と意見を出し合いみんなで計画を続けていきます。


また2016年度は、HOUSEVISION2016で発表する機会を頂いたということから、「新しい常識で都市に住もう」というHOUSE VISIONのコンセプトに基づき、吉野材を使用した新しい住まい方の提案を行いました。

奈良PJに参加する修士1年の5名で、
「生活の中心となる」「生活の中の集いの場」「生活の中の安らぎ」「日常の中で吉野らしさを感じる」「生活の質をアップさせる」
という5つのテーマ設定から発表を行いました。

発表後には古谷先生からの補足説明と講評をしていただき、その後各案に対して隈研吾さんと奈良県知事である荒井知事に講評を頂きました。

また、展示キットの作成を行い、HOUSE VISIONのメインテント内で展示をさせていただきました。
吉野檜のカーテン、吉野杉で作られた樽丸製材を使用した実際に酒樽として使用されていた樽、吉野杉の板材の座面の3つで構成されているキットです。

今後とも奈良県産材を活用した提案を行いながらみなさんに吉野の良いところを発信していきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。

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