オーベルジュ雲南WS、『まちのあかり』スタディ

By flab, 2009年12月6日

本日は昼ごろから雨が降り続いた東京ですが、夜が更けるにつれて天候が回復したため、
『雲南とつくるレストラン。』の企画の一つである、
12月12日の夕方から行われる『まちのあかり』に使用される照明のスタディを行いました。
スタディ1.グラスの中にろうそく


まず一つ目は模様つきのガラスコップの中にろうそくを固定する案。
思った以上にガラスの模様が和紙シェードに出てきます。
コップには水も入れてあるため、安全性は高いですがこの模様をどう取るか…
写真で見るとちょっとかっこ悪いですが、実際にはゆらゆらと縦縞が揺らめいて面白くもあります。
無地のコップを買いなおすのもありかとは思いますが。
スタディ2.裸ろうそく
二つ目は裸ろうそく。
一つ目も面白いとは思ったのですが、やはりこちらの方がきれいですね。
そして意外なことに、一つ目の案よりも炎が揺らぎません。安定した明るさ。
また、風で倒れることを危惧していたのですが、
円筒状なので風を受け流し、並大抵の風では動きもしませんでした。
さらに和紙+ガラス繊維シートも同様に円筒状の持つ構造的強さから
特別 フレームを強化しなくても自立することが分かりました。
少し工夫すれば安全性と美しさを共存させられそうです。
ちなみに…
今回のものは完全にスタディ専用のシェードなのでディティールまでは詰めていません。
本番ではもっと美しいものをお届けすべく、ぎりぎりまで煮詰めていきます。
室内照明スタディ中
M2 矢尻

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