地域デザイン研究ー卒論調査その1 概要

By flab, 2011年9月29日

M0武井です。
地域デザイン研究は今年度より正式なゼミとして発足致しました。
地域デザイン研究ゼミの卒論調査の報告をするにあたり、まず少しゼミの紹介と卒業論文の内容をご説明したいと思います。
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■ 地域デザイン研究ゼミについて
古谷研究室では現在、複数の土地で地方再生を目的としたプロジェクトが進行中です。
本ゼミでは日々、実践される各プロジェクトと連動しながら、ハード・ソフトを横断した地域デザインの手法論を構築していきます。具体的には、人口減少や産業の変遷の中で疲弊する地方都市の新たな生活環境モデルの構築に関する地方都市再生モデル化研究。また、地域を活性化するためには、設計のプロセスを公開し、市民や他の分野の専門家と協同しながらプロジェクトを進めていく必要があると考えます。そうした協同のあり方や、ワークショップの手法に関する研究。さらに、建築を専門とする学術機関の少ない地方において、中学生・高校生は、次世代のまちを担う貴重な存在であるといえます。そうした中高生を「アーバンデザイン部活動」として組織化し、まちづくりに実際に関わるプログラムに関する研究。
3.11の東日本大震災は、20世紀的な資本主義社会の限界を露呈しました。それは平時においても人々のコミュニティや生活環境を再考する必要があることを物語っています。建築家は建築単体のデザインにとどまらず、広く社会に開かれたプロセスを踏みながら、持続可能な生活環境を模索しはじめています。
地域デザイン研究ゼミでは、これからの建築家の職能といったテーマも意識しながら、地域再生にとっていかなる手法が有効であるか幅広い視点から捉え、その手法論をまとめることを目的としています。
■ 卒業論文について
今年の地域デザイン研究ゼミでは、内閣府によって認定された地域再生計画の中から施設の用途転用を行っているものを選び、それらを研究対象としています。
遊休化した施設を活用するに至った経緯やその過程での住民参加、具体的なハード面での改修部位、改修設計者の地域住民との関わり方などを調べることで、
① 地域再生につながる施設活用とは何か
② 施設活用に対する建築家の役割とは何か
を探りながら、今後の地域社会にとって有効な施設活用の設計手法をまとめようとしています。

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