さくらまつり二日目の本日は、素晴らしい天気に恵まれた絶好の花見日和でした。
桜も一気に開花が進み、夕方にはほぼ満開になりました。
本日は来客も多く見られ、ロングテーブルにも多くの人が集まります。
今日も子供たちが意気揚々と蒸しパンを売り歩きます。
各屋台は桜染めの布によって連結され、さくらまつりの商店街に新たな風景を作り出しました。
ロングテーブル同様、食卓としての利用もされました。
6つの屋台を組み合わせて、簡易な憩いのスペースも作ることもできます。
屋台を押しながら、木次のまちの様々なところを出回りました。
まちを出歩く中で、出会った様々な方に屋台を含めた古谷研の活動を知っていただくことができました。
Ustremeを使った中継も、うんなんシティTVの寺田さんが中心となって、島根大の長武さんと共に2日間に渡って行われました。
また、この日はオーベルジュ雲南の改修のための視察も行われました。
研究室のOBの方々と共に訪れ、採寸作業などをしました。
大盛況の中、無事にまつりも終わり、商店街の商工会の方々との親睦会も行われ、これからのさくらまつりも含めた木次商店街の構想についての話が数多く持ち上がりました。
3月末から本日まで、私たち古谷研究室のメンバーは多くの時間を屋台の制作をはじめとして、まつりのための制作作業に費やしてきました。
そしてほぼ全ての作業を地元の小中高生との共同作業で行いました。
その中で育まれた新たなネットワークは、これからのUD(アーバンデザイン)部の活動を進めていく上で非常に大きな糧になったと思います。
屋台は、さくらまつりだけでなく、他のイベントへの出張をしたり、日常時はチェリヴァホールで展示台として活用されたりする予定となっています。
私たち古谷研究室雲南プロジェクトのメンバーは、ロングテーブルとはまた違った性質を持つこの屋台が、雲南に住む人々、あるいは雲南を訪れた人々の記憶を継承し、新たな風景をつくりだすものとして活躍することを心より願っています。
最後に、お世話になった雲南市役所の皆様、木次商店街商工会の皆様、共に作業を行った島根大学、島根県立大学、広島女学院大学の皆様、WSに参加してくれた地元の小中高生の皆様、そのほかご協力頂いた全ての皆様に感謝の意をこの場で示したく思います。
次年度も、プロジェクトメンバー一同、精進、尽力していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
まつり翌日、木次の町を見下ろす高台にて。
M1 青沼