卒業論文2019

By flab, 2019年11月27日

M0の徳田、弘部、山本です。

先日の11月11日に卒論審査会が実施され、各卒論生が今までの研究成果を発表いたしました。
今年度の古谷誠章・藤井由理研究室からは、学生計13名の論文が発表されました。

審査の結果、本研究室からは

徳田 華
『芸術家Dan Flavinの作品にみる 蛍光灯の光による建築的空間の創作手法 〈corner〉〈barrier〉〈corridor〉に関する研究 -全697作品の網羅的分析 を通して‐』

弘部 佳奈子
『Geoffrey Bawa の景観にみる設計手法「建築の造園的拡張」に関する研究 -週末住宅《Lunuganga》(1948-1998) の設計過程を通して-』

山本 拓海
『駅徒歩圏外「狭間」空間に形成される土地の線的利用と居住価値 -東京都23区駅圏ボロノイラインを基点として-』

が優秀論文賞に選ばれました。

8ヶ月間の執筆にあたっては、多くの方々にご協力いただきました。
古谷教授・藤井准教授をはじめ、研究室の皆様、OB・OGの先輩方には日々ご指導を賜り、大変お世話になりました。
また、現地調査やヒアリング・資料収集などの際には、個人・行政・企業を問わず、多くの方に快くご協力いただきました。
皆様のご協力なくしては各々が論文を書き上げる事はできませんでした。この場をお借りして、改めて感謝を申し上げます。

以下に、本年度の論文のタイトル・氏名を写真とともに紹介していきます。(当日発表順)

石黒 翔也
『外濠・跡地を継承するための利用形態と隣接都市の関係』

根本 宥生
『住商混合地域の隙間空間におけるフードトラック運営が地域へ与える相乗効果 -千駄ヶ谷を対象として-』

長谷川 結以
『文京区の遊戯道路から見る道利用を促す要素とその魅力』

山本 拓海
『駅徒歩圏外「狭間」空間に形成される土地の線的利用と居住価値 -東京都23区駅圏ボロノイラインを基点として-』

荒川 怜音名
『館山のマキの生垣にみる人間と自然の関わりとその境界空間』

張替 依里
『現代中国建築家の理念における「山水概念」から山水建築を考える -王澍・王欣両建築家を軸としてみる山水建築と山水画の相関関係の研究-』

徳田 華
『芸術家Dan Flavinの作品にみる 蛍光灯の光による建築的空間の創作手法 〈corner〉〈barrier〉〈corridor〉に関する研究 -全697作品の網羅的分析 を通して-』

伊藤 丈治
『Carlo Scarpa 研究2019 《Fondazione Masieri》におけるC. Scarpa の設計意図とその反映 -F. L. Wright の設計(1953)とC. Scarpa の設計 (1968-1978)の変遷を中心として-』

弘部 佳奈子
『Geoffrey Bawa の景観にみる設計手法「建築の造園的拡張」に関する研究 -週末住宅《Lunuganga》(1948-1998) の設計過程を通して-』

輪島 優一
『菊竹清訓建築作品群の「かたち」にみるプロポーションの設計思想とその反映に関する研究』

前田 貴大
『日本におけるCLT建築の浸透過程と設計時の課題と手法に関する研究』

嶋田 千秋
『岩手県遠野市における民話を活かしたまちづくり研究 -地域内外の相互作用による広義の「遠野物語」の発見と新陳代謝を内包する継承-』

藤川 凌
『場やしつらえの土地性による農村舞台の持続・展開に関する研究』

作家論研究、フィールドワーク研究など、それぞれの扱った対象は異なりますが、M0同士が切磋琢磨し、論文を発表・提出する事ができました。

研究室では修士計画・卒業計画が始まりました。
それぞれの研究の成果を設計活動にも活かせるよう頑張っていきたいと思います。

本当にありがとうございました!

M0 徳田、弘部、山本

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