こんにちは。早稲田大学古谷・藤井研究室ル・コルビュジエPJリーダーの松井です。
今回は2022年10月から開始した国立西洋美術館の実測調査についてご紹介いたします。
本PJではこれまでも、パリのル・コルジュジエ財団の協働研究者である白石哲雄氏統率の元、古谷・藤井研と連携してル・コルビュジエ設計の建築作品の建築実測調査を行ってきました。
白石氏のこれまでの活動は以下のHPから確認できます。
https://tetsuyushiraishi.com/
今回は国立西洋美術館を対象に、早稲田大学の歴史系 小岩正樹研究室と共同で実測調査を行なっています。
フォトグラメトリ
さまざまなアングルから建築を撮影し、その画像を解析・統合して立体的な3DCGモデルを作成する技術です。
ドローン
ドローンから建築の外観を空撮しました。空撮した画像もフォトグラメトリに使用されます。
3Dスキャン
カメラ・ドローンによる写真撮影に加えて、3Dレーザースキャナー(今回はBLK360)を用いた3Dスキャンを行いました。
実際にル・コルビュジエの建築に触れながら実測を行うことは非常に貴重な機会であり、また最新技術を用いた実測も学生たちにとって得難い経験となりました。また違う研究室との共同での作業も良い経験となりました。
このような機会を与えてくださったル・コルビュジエ財団の皆様、国立西洋美術館の関係者の皆様、白石哲雄氏、そして古谷・藤井研究室の先生方および関係者の皆様ににこの場を借りて感謝申し上げます。
引き続き調査を進めていきたいと思います。
2022年度調査メンバー
・白石哲雄
・古谷・藤井研究室
教授 藤井由理
助手 池田理哲
博士2年 ジョブラーン・アフマド
修士2年 西那巳子、林娉宇、林柏瑋
修士1年 内田ひかり、川俣悠、北村彩夏、菅澤勇太、菅家結、吉岡憲吾
学部4年 松井優磨
・小岩正樹研究室