台北における増改築手法の類型と市場の成立要因

2013年12月19日

本研究では台北市を対象に、日常的な増改築を可能にするシステムを解明するため、増改築市場の全貌とその成立要因を明らかにすることを目的とする。 その際、特に 法規的側面 / 経済的側面 / 建築的側面 から分析・考察を行う。

– 地域デザイン研究-エコミュージアムの計画手法と地域帰属意識向上の相関

2012年11月14日

世界的な観光振興や地域資源を活用した地域再生促進に伴って着地型観光が脚光を浴びている。その中でも、地域全体を屋根のない博物館と捉え、地域住民が主体となって取り組むエコミュージアムや同意義の田園空間博物館を取り上げる。本研 […]

– 学校建築研究-「都心部における小学校小規模化への対応に見る学校遍在性の効果」

2012年11月14日

近年の少子高齢化が急速に進む現代社会において、教育の場では児童の減少が顕著に見受けられるが、本来学校には、地域活動のコミュニティの核としての役割や、有事における身近な防災拠点として活用される役割など様々考えられる。本調査 […]

地域木質公共研究-各都道府県における木質公共建築への取り組みと効果の関係-

2012年11月14日

全国各47都道府県の公共建築物において、行政・森林及び林業との関係性での問題等における改善・工夫を明確にし可視化する事で、1)行政の地域森林林業事情及び木への認識、提案する建築企画計画がその公共建築物に対して適切であるの […]

Carlo Scarpa 研究 2012-カノーヴァ石膏彫刻陳列館( Gipsoteca della Canoviana ) における「絵画的効果」とその設計意図-

2012年11月14日

本研究は、カルロ・スカルパの1976年1月13日にポサーニョのカノヴァ石膏彫刻陳列館の増築計画について、スライドショーを使用して生徒達に行った講演録のなかから得られた言説である「絵画的効果」の意図を明らかにすることを目的 […]

診療科別適性待合空間研究-行為と場の指向性に見通し度が及ぼす影響に対する横断的評価-

2012年11月14日

今日、一人ひとりの患者に対し、関係する専門職が集まり、チームとしてケアを行っており、患者の状態に応じて複数の科、複数の職種にまたがるチームで医療サービスを提供していくのが一般的となっている。こういったチーム医療というもの […]

待合空間研究ーリハビリテーション病院における見通しの効果についてー

2012年11月14日

情報化の進む現代において、医療施設の利用は予約が主流となり、「待つ」という行為が短縮され、「待つだけ」の待合空間はあまり必要とされない時代になりつつある。本論文では待合空間の新たな役割の提示によるリハビリテーション医療の […]

タイ高床式住居にみる集落空間の変容と持続性-水系集落Hua Wiang を事例として-

2012年11月14日

日常的な洪水被害がありながらも集落が持続し続けているタイHua Wiang 村において、居住空間、周辺環境が変化するなかでいかに集落空間の持続と変容のバランスを保ち、自然とともに住むことを可能にしているかを明らかにするこ […]

東北地方太平洋沿岸地域における伝承表現と集落構成研究 -岩手県田野畑村の津波減災から-

2012年11月14日

3月11日の東日本大震災。「自然」 と「人」とのつながりを取り戻し、持続可能な社会へ時代の 転換が求められている。そこで、被災対応に成功している集落を取り上げ、その伝承および集落構成という2つの視点から、 津波の記憶がど […]

マレーシアのコーヒーショップ(Kopitiam)における空間占有実態と経済特性

2012年11月14日

マレーシアでは他の東南アジア諸国と同様、街路等都市の公共空間に飲食屋台が多く展開し、人々の生活の一部になっている。その中にコーヒーショップ( マレー語でkopitiam、以下kopitiam と表記)と呼ばれる業態がある […]

高密度都市研究2012 - 東京23 区における都市祝祭巡路とその変容から見る都市認識と領域性-

2012年11月14日

東京23区おいて、巡行型都市祝祭の巡路に着目、その実態把握から現代都市におけるポテンシャルを見出し、その上で都市部における鉄道駅圏と地縁的な生活圏の複合した都市コミュニティの可能性を提示することを目的とする。 Open […]

SNSを用いた駅圏の潜在的特性に関する研究- ジオロケーションが現す東京23 区徒歩圏内外の超短期的人口分布から –

2012年11月14日

SNS を解析することで、個人の行動の時空間が把握可能である。これを用いて、超短期的な人口分布を高密度都市東京において明らかにする。さらに、駅から遠い駅圏境界上に現れる現代的な動きを可視化し、その情報の集積地を抽出するこ […]

地域再生計画にみる施設活用の効果と可能性の研究

2011年11月20日

廃校や遊休化した公共施設など、現在の地域の需要にそぐわなくなったり運営・維持していくことが困難になった施設を用途転用や改修を行う事で再び施設を維持して行く「施設活用」という取り組みがある。 インフラの整備をはじめとしたハ […]

Carlo Scarpa 研究2011 Corte di Cadore 教会にみる恊働 ー協同者E.Gellner を所与と捉える設計手法ー

2011年11月20日

コンテクストを重視した設計を特異とするスカルパは、コルテディカドーレ教会において何を設計の足がかりとしたのだろうか。ここでひとつの仮設が浮上する。スカルパの設計において協働者の存在が所与として扱われていたのではないか。そ […]

Carlo Scarpa 研究2011 ドローイングに記譜される人から読む空間統合手法

2011年11月20日

1930-1970 年代までイタリアのヴェネト地方を中心にして活躍したCarlo Scarpa は装飾的要素を悪とした近代建築以降の流れの中で常に微細な物の連結により印象深い空間を作り上げる。その手法は細部のみの興味では […]

Carlo Scarpa 研究 2011 -家具の持つ空間に見る設計意図-

2011年11月20日

本来建築家はまず、柱、壁、床などから建築空間を創造し、内容物に当たる家具、建具といった造作を選択あるいは自ら設計することで空間の充実を図る。C.Scarpa の設計は全作品のうち約41%が改修計画であり、加えて約40%が […]

木造設計研究 ―計画要素及び問題点における相関と相違―

2011年11月14日

木造の問題に対する解決手法は設計者によって様々であり、体系化されていない。設計者は何を問題と感じ、どのような手法を用いて解決し、設計を進めているのか、それらの関係性を整理し、空間性の選択肢としての木造を評価することを目標 […]

John Hejduk 研究 後期作品集『SOUNDINGS』における<端緒>と設計意図

2011年11月14日

ジョン・ヘイダック (John Quentin Hejduk) は、1940年代から2000年までの期間に、アンビルドの計画案を中心として数々のプロジェクトを発表し、独自の創作姿勢を貫いた建築家であった。 ヘイダックの作 […]

都市の高齢者施設と高齢者施設とその周辺における世代間交流―他世代利用施設の近接の形態と世代間交流実態との相関―

2011年11月14日

近接という視点を導入し、施設の複合化以外の高齢者と他の世代との交流の在り方を検討する。 Open publication – Free publishing – More architectrue

風水により形成された集落形態と空間特性に関する研究‒ 中国兪源村における風環境と住環境の調査を通して‒

2011年11月14日

本研究は、自然に囲まれ、本来なら人が住むことは難しいような場所において、いかに自然と共存しながら人間が生活できるか、ということに着目した風水の思想に基づいて形成された兪源村を対象として、風環境と住環境の2つの視点から調査 […]