カフェの計画が始まった2007年秋、初期の案を振返ります。
もともとの敷地の写真です。
まずこの時点で、設計条件に挙げられたことは、「既存の4本の排気棟を残すこと」と「4本の大きなケヤキの木を残すこと」でした。この2つの所与が与えられた状態から自由に発想していきました。
まず、古谷誠章+NASCAの案がありました。
3つの分棟を屋根がつなぐ案です。
そして、この案を受けて、カフェ計画は稲垣淳哉助手と当時M1の坂倉康文、篠田朝日、中村祥子の4人で案を出していくことから始まりました。
私達はその条件の中でどれだけの可能性があるか、タイプ別に分けてスタディしました。
2/3へつづく