昨日6/9より、半透明空間ゼミの研究調査を、
中国北京市の南?鼓巷にて開始しました。
現在も伝統的な四合院形式の、↑このような住居も残る地域でありながら、
表通りは都市部の観光地として、飲食店や商店の建並ぶ終日賑やかな場所となっています。
↓メインストリート南?鼓巷の脇、落着いた胡同からレンガの塀の内側に入って行きます。
前掲の、整然とした四合院のある一方、↓以下のような雑院化した状態も非常に多く、
都市部の人口流入の受皿として、現代まで使われ続けるこの伝統住居を調査することが、
今回の研究の目的です。
これらは、2007年福建省福州市での正座式住居の調査研究以降、半透明ゼミで継続、
発展させて来たテーマの一つです。東アジアの超都市化の渦中、集落ー都市間で、伝統的な住居形式が、非常にラディカルに高密度化されつつ、それが受容されていることに注目してきました。
現地学生にも協力をお願いしつつ、約10人のチームで二週間ほどの調査を予定しています。