「ジョンヘイダックとヒューマニズム?ケネスフランプトン」について
key words
・虚の透明性で言われているように、絵画表現を、建築表現に適用し、正面に「仮面性」を施している。
・建築家としてはアルドロッシと真逆の態度を取っており、建築を都市から完全に切り離し、純粋にその表現形式だけを追 求している。
・ヒューマニズム(具象?ルネッサンス?パースペクティブ) ⇔ アンチヒューマニズム(抽象?キュビズム)
・Element Houseにみられる仮面?この対立の中にヘイダック芸術の詩がある。
今回は、ケネスフランプトンの論考から、パースペクティブからパノラマへの変化を議論した。ヘイダックは、パースペクティブを否定した。なぜヘイダックの表現にパースがないのだろうか。パースには時間が入っていない。ヘイダックは、時間的なかつ体験的な経験が大切だと考えていた。本当の空間を体験させたかったのである。それゆえ、アクソメトリックで初見で空間を理解出来るようなものでは、彼の意図を表現できなかった。
そこで平面を45度傾けることで、アクソメにしたときにプランに限りなく近づくような表現を行って、2次元?3次元の間にある2.5次元の表現のスタディを行っていた。