卒業論文2015

By flab, 2015年12月7日

M0の大谷・宮嶋です。
先日の11月12日に、卒論審査会が実施され、各卒論生が今までの研究成果を発表いたしました。

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今年度は古谷研・藤井研の学生計12名・11グループの論文が発表されました。

審査の結果、

宮嶋 春風
『公共空間運営への個の介入とその波及効果 ―東京都23区の公園における住民活動と官民共同の運営体制の関連性を対象として―』

大谷美帆
『菊竹清訓研究 「更新」から浮かび上がる原風景 ―初期リノベーション建築群からペルー・ローコストハウジング計画までの分析を通して―』

が優秀論文賞に選ばれました。

執筆にあたっては、4月に古谷研究室・藤井研究室に入ってから、8ヶ月もの間、研究室内外の多くの方にご協力をいただきました。
古谷教授・藤井准教授をはじめ、助教・助手・博士・修士の先輩方、OB・OGの先輩方には、日々のゼミでのご指摘・ご指導、現地調査、発表準備に至るまでご協力していただき、大変お世話になりました。
また、現地調査や資料収集の際にお世話になった多くの方々に、この場をお借りして感謝を申し上げます。
テーマは違えど、それぞれの卒論生が互いに研鑽し合い、影響し合い、全員が提出することができたと痛感しております。

以下に、本年度の論文のタイトル・氏名を写真とともに紹介していきます。

宮嶋 春風
『公共空間運営への個の介入とその波及効果 ―東京都23区の公園における住民活動と官民共同の運営体制の関連性を対象として―』
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劉 暢
『「公共賃貸住宅」における生活様式の表出とその可能性』
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植松 俊介/張 博皓
『半透明空間研究 中国重慶市斜面地居住地域における外部空間の共有性 ―歴史変容する吊脚楼を通して―』
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包原 礼
『待合空間研究―病院内待合空間と利用者の行動の相関研究』
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星野 匠
『院内病棟型緩和ケア病棟の変遷とその療養・看護環境に関する研究』
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小坂 諭美
『Carlo Scarpa研究 〈Femomeni Fisici(物質現象)〉を背景とする「開口」の成り立ち―実測調査にもとづいて―』
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若杉 美由紀
『John Hejduk研究 初期作品群「Texas House」にみる手法〈The Nine Square〉とその設計意図』
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大谷 美帆
『菊竹清訓研究 「更新」から浮かび上がる原風景 ―初期リノベーション建築群からペルー・ローコストハウジング計画までの分析を通して-』
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大井 雅史
『1960年出版『桂 日本建築における伝統と創造 』の制作過程にみる近代の建築家と写真家の思想』
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御供 崇尚
『「負のモニュメント」に関する研究 ―「モニュメント」と「負のモニュメント」の比較による「非ファロス型」の示す追悼性の意味―』
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本村 友力
『制度・配置・空間から見る都市に分散する屋台に関する研究―福岡県福岡市を事例として―』
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これからM0の卒業設計・M2の修士設計がはじまります。研究室内で取り組んでいるプロジェクトも多くが順調に進行しており、忙しくも充実した活動が盛んに行われています。

今後、今回の卒業設計で行った研究を応用できるように、頑張ります。
ありがとうございました!

M0大谷・宮嶋

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