【ゼミ紹介】高複合・高密度都市研究ゼミ

By flab, 2017年2月2日

20110927-dsc_0315_7
建築計画系卒業論文説明会での古谷誠章研究室高複合・高密度都市研究ゼミの活動内容についてご紹介いたします。本ページの内容は、2020年1月21日実施の説明会にて配布するPDFと同様の内容となります。
■高複合・高密度都市研究ゼミ
本研究では、アジアの諸都市における様々な建築事象を取り上げ、そのメカニズムの解明をするとともに21世紀型の都市を考察するための知見を生み出すことを目的としています。
アジアの諸都市にはヨーロッパ等の他の都市にはない高密度で高複合な事象が存在し、一見それは「混沌」としていて無意味なものとして見えますが、それを無用と捉えずに複雑なメカニズムから発生した新しい価値あるものとして捉え研究を進めます。
研究にて取り上げる事象は高密度集落、屋台街、都市型住居、都市インフラなど多様です。
これらは法規、政治、歴史、風土などの様々な要因によって形成されるため、調査方法も実測、ヒアリング、アンケート、文献、数値の計測など多角的に行いメカニズムを解明していきます。
■既往研究
過去の調査地としては、東京、上海、ジャカルタ、シンガポール、台北…等アジアの様々な都市で調査を行っています。
ppt%e5%86%85%e7%94%b0
『高密度居住地カンポンの小さな改善による都市への順応手法』2015年 内田久美子
本研究は、カンポンの都市への順応性のメカニズムと、カンポン内部における自発的な小さな改善の実態と手法、隣接する都市空間への共存と開発への適応手法を解明し、都市内高密度居住地の有効性を探る。
%e3%81%b1%e3%82%8f%e3%81%bd42
『公共空間運営への<個の介入>とその波及効果』2016年 宮嶋春風
個の介入の中でも更に活動を細分化することで現れる個々の活動を<小さな介入>として着目し、公園運営におけるこの介入の実態と有効性を明らかにすることを目的とする。公園形成、小さな介入を可能にする運営体制、住民の自発的活動の三つの視点から分析を行う。
■メンバー
助手:宮嶋春風
元東大助教授:中村航
嘱託研究員:稲垣淳哉・猪又直己
D1:仲西將
M4:和久正義
M2:沖美彩子 川口豊夢
M1:石黒翔也 根本宥生 長谷川結以 山本拓海
■連絡先(□→@に変換してください)
沖 美彩子  o.misak.o62@gmail.com

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。