建築計画系卒業論文説明会に先立ち、古谷誠章研究室 木質空間研究ゼミの活動内容についてご紹介いたします。
本ページの内容は、2023年1月26日実施の説明会にて配布するPDFと同様の内容になります。
01/ 木質ゼミの研究
古谷研究室には、現代の社会背景を受け、木材を用いた建築空間・構造の可能性を広げることを目指し、早稲田大学古谷研究室・東京大学稲山研究室とで共同研究を行っている「木質研究会」というものがある。2007年に発足して以来、様々なモデルタイプ研究を行うとともに、プロポーザル等によって新しい木造・木質建築提案を実社会へと展開させている。 そこで、木質空間研究ゼミでは、その「木質研究会」と連動しながら、木を使った建築について意匠的な要素だけでなく、構造、材料、法規等を含め、多角的な視点で横断的な研究を行っている。また近年は、建築の木造・木質化の推進を阻み得る要素を法規や利用者、設計者、といった多方面からアプローチすることにより詳細に調査し、木造・木質化を図る上でのガイドラインを作ることを研究の主軸に据えている。
02/木質空間研究ゼミメンバー
D/学科助手 ◎根本友樹
新M2 ◎髙嶋辰宜◎田村京美◎大石耕太朗
新M1 ◎樋口朝哉
新M0 – 募集中–
03/木質空間研究ゼミ 研究テーマ
〈2020年度〉
東京都多摩地域の都市圏近接林業における木材活用とその波及効果に関する研究
木造小学校の設計手法と空間構成要素から見る木造設計プロセスの研究
木質混構造建築設計における構造・空間・印象評価の横断的手法による研究
〈2021年度〉
中大規模木造庁舎研究 -木材利用の方針と設計プロセスが建築空間に与える影響-
〈2022年度〉
病院建築における木造・木質化手法に関する研究 -建築的・医療的制約への設計時の工夫と木質空間の運用評価-
04/連絡先
新M2 大石耕太朗 kotarooo@fuji.waseda.jp