Carlo Scarpa 研究2013 Banca Popolare di Verona における<都市空間の内包>とその設計意図

2013年12月19日

ヴェネチア生まれのスカルパにとって、彼の多くの作品の中で都市空間へのオマージュのような設計態度がみられる。スカルパが暗喩的に引用した都市空間を分析し、ヴェローナ銀行における設計意図・手法を論証することを目的とする。

Carlo Scarpa 研究2013 ベネチアンスタッコに見る Carlo Scarpa の建築思想

2013年12月19日

本研究は、多くの建築家たちが建築の工業化を進めようと活動した中で、出身の地で、手仕事にこだわり創作を続けたCarlo Scarpa の復活させた歴史的素材、ベネチアンスタッコを研究する事で、Scarpa の建築家としての […]

生活・療養空間研究  ―医療従事者環境向上のための空間要素の調査から―

2013年12月19日

よりよい医療・看護を提供するためには、まず、医療を提供する側である医療従事者の生活空間を整える必要があるのではないか。 本研究は、現在の病院建築、病棟空間における医療従事者の空間的な意識調査を通して、今後、医療従事者への […]

奄美群島徳之島における集落構成と空間運営の研究 -環境調整の仕組みに見る活動形態の比較を通して-

2013年12月19日

奄美群島の2つの集落を選定し、外的環境によって決定された集落構成とそこでの空間利用の相互関係を分析することで、特異な環境の中で、人がいかに生活し、 集落を維持管理しているか明らかにすることを目的とする。

駅前滞留者対策訓練における滞留者の移動経路からみる地域特性

2013年12月19日

本研究は、震災時に滞留者が多く発生する主要ターミナル駅に着目し、それらの駅でこれまで実施されてきた「駅前滞留者対策訓練」の実態把握から、それぞれの駅における滞留者の避難行動と地域特性との関係性を明らかにする。その上で、都 […]

台北における増改築手法の類型と市場の成立要因

2013年12月19日

本研究では台北市を対象に、日常的な増改築を可能にするシステムを解明するため、増改築市場の全貌とその成立要因を明らかにすることを目的とする。 その際、特に 法規的側面 / 経済的側面 / 建築的側面 から分析・考察を行う。

– 地域デザイン研究-エコミュージアムの計画手法と地域帰属意識向上の相関

2012年11月14日

世界的な観光振興や地域資源を活用した地域再生促進に伴って着地型観光が脚光を浴びている。その中でも、地域全体を屋根のない博物館と捉え、地域住民が主体となって取り組むエコミュージアムや同意義の田園空間博物館を取り上げる。本研 […]

– 学校建築研究-「都心部における小学校小規模化への対応に見る学校遍在性の効果」

2012年11月14日

近年の少子高齢化が急速に進む現代社会において、教育の場では児童の減少が顕著に見受けられるが、本来学校には、地域活動のコミュニティの核としての役割や、有事における身近な防災拠点として活用される役割など様々考えられる。本調査 […]

地域木質公共研究-各都道府県における木質公共建築への取り組みと効果の関係-

2012年11月14日

全国各47都道府県の公共建築物において、行政・森林及び林業との関係性での問題等における改善・工夫を明確にし可視化する事で、1)行政の地域森林林業事情及び木への認識、提案する建築企画計画がその公共建築物に対して適切であるの […]

Carlo Scarpa 研究 2012-カノーヴァ石膏彫刻陳列館( Gipsoteca della Canoviana ) における「絵画的効果」とその設計意図-

2012年11月14日

本研究は、カルロ・スカルパの1976年1月13日にポサーニョのカノヴァ石膏彫刻陳列館の増築計画について、スライドショーを使用して生徒達に行った講演録のなかから得られた言説である「絵画的効果」の意図を明らかにすることを目的 […]

診療科別適性待合空間研究-行為と場の指向性に見通し度が及ぼす影響に対する横断的評価-

2012年11月14日

今日、一人ひとりの患者に対し、関係する専門職が集まり、チームとしてケアを行っており、患者の状態に応じて複数の科、複数の職種にまたがるチームで医療サービスを提供していくのが一般的となっている。こういったチーム医療というもの […]

待合空間研究ーリハビリテーション病院における見通しの効果についてー

2012年11月14日

情報化の進む現代において、医療施設の利用は予約が主流となり、「待つ」という行為が短縮され、「待つだけ」の待合空間はあまり必要とされない時代になりつつある。本論文では待合空間の新たな役割の提示によるリハビリテーション医療の […]

タイ高床式住居にみる集落空間の変容と持続性-水系集落Hua Wiang を事例として-

2012年11月14日

日常的な洪水被害がありながらも集落が持続し続けているタイHua Wiang 村において、居住空間、周辺環境が変化するなかでいかに集落空間の持続と変容のバランスを保ち、自然とともに住むことを可能にしているかを明らかにするこ […]

東北地方太平洋沿岸地域における伝承表現と集落構成研究 -岩手県田野畑村の津波減災から-

2012年11月14日

3月11日の東日本大震災。「自然」 と「人」とのつながりを取り戻し、持続可能な社会へ時代の 転換が求められている。そこで、被災対応に成功している集落を取り上げ、その伝承および集落構成という2つの視点から、 津波の記憶がど […]

マレーシアのコーヒーショップ(Kopitiam)における空間占有実態と経済特性

2012年11月14日

マレーシアでは他の東南アジア諸国と同様、街路等都市の公共空間に飲食屋台が多く展開し、人々の生活の一部になっている。その中にコーヒーショップ( マレー語でkopitiam、以下kopitiam と表記)と呼ばれる業態がある […]

高密度都市研究2012 - 東京23 区における都市祝祭巡路とその変容から見る都市認識と領域性-

2012年11月14日

東京23区おいて、巡行型都市祝祭の巡路に着目、その実態把握から現代都市におけるポテンシャルを見出し、その上で都市部における鉄道駅圏と地縁的な生活圏の複合した都市コミュニティの可能性を提示することを目的とする。 Open […]

SNSを用いた駅圏の潜在的特性に関する研究- ジオロケーションが現す東京23 区徒歩圏内外の超短期的人口分布から –

2012年11月14日

SNS を解析することで、個人の行動の時空間が把握可能である。これを用いて、超短期的な人口分布を高密度都市東京において明らかにする。さらに、駅から遠い駅圏境界上に現れる現代的な動きを可視化し、その情報の集積地を抽出するこ […]

地域再生計画にみる施設活用の効果と可能性の研究

2011年11月20日

廃校や遊休化した公共施設など、現在の地域の需要にそぐわなくなったり運営・維持していくことが困難になった施設を用途転用や改修を行う事で再び施設を維持して行く「施設活用」という取り組みがある。 インフラの整備をはじめとしたハ […]

Carlo Scarpa 研究2011 Corte di Cadore 教会にみる恊働 ー協同者E.Gellner を所与と捉える設計手法ー

2011年11月20日

コンテクストを重視した設計を特異とするスカルパは、コルテディカドーレ教会において何を設計の足がかりとしたのだろうか。ここでひとつの仮設が浮上する。スカルパの設計において協働者の存在が所与として扱われていたのではないか。そ […]

Carlo Scarpa 研究2011 ドローイングに記譜される人から読む空間統合手法

2011年11月20日

1930-1970 年代までイタリアのヴェネト地方を中心にして活躍したCarlo Scarpa は装飾的要素を悪とした近代建築以降の流れの中で常に微細な物の連結により印象深い空間を作り上げる。その手法は細部のみの興味では […]