【ゼミ紹介】高複合高密度都市研究ゼミ2023

By flab, 2023年3月1日

古谷誠章研究室、高複合高密度研究ゼミ(通称アジアゼミ)の活動内容についてご紹介いたします。

01/ 高複合高密度都市研究ゼミの研究

本研究では、アジアの諸都市における様々な建築事象を取り上げ、そのメカニズムの解明をするとともに21世紀型の都市を考察するための知見を生み出すことを目的としています。

アジアの諸都市にはヨーロッパ等の他の都市にはない高密度で高複合な事象が存在し、一見それは「混沌」としていて無意味なものとして見えますが、それを無用と捉えずに複雑なメカニズムから発生した新しい価値あるものとして捉え研究を進めます。

研究にて取り上げる事象は高密度集落、屋台街、都市型住居、都市インフラなど多様です。

これらは法規、政治、歴史、風土などの様々な要因によって形成されるため、調査方法も実測、ヒアリング、アンケート、文献、数値の計測など多角的に行いメカニズムを解明していきます。

02/高複合高密度都市研究ゼミ 研究テーマ

〈2021年度〉

『小規模クラブ「小箱」における空間性と行動に関する研究 -渋谷を対象として-』 伊藤輝

『街路毎の立面分析による「浅草」の街並みに関する研究』 内田ひかり

『新宿区歌舞伎町エリアにおける看板が形成する街並みの研究 -屋外広告物に対する定量評価を通して-』 栗林陽光

『暗渠上道路の地勢と利用実態に関する研究』 菅谷結

『ふ頭公園が人口島に与える土地利用の「つなぎ」としての役割』 高桑彩歌

〈2022年度〉

『屋内デジタルサイネージが及ぼす人の滞留への影響 -駅改札前空間を調査対象地として-』 奥野和廸

『送電鉄塔・架空送電線下の空地における公的利用に関する研究』 佐藤奈々恵

『主要道路によりできる「三角地」内部のオープンスペースに関する研究 -東京都23区を対象として-』 杉山太一

『坂道沿いの空地が生み出す眺望についての研究 -港区麻布地区を対象として-』 野見山祐作

『街路樹から見る店舗前の表出に関する研究』 原田紘志

ここ3年間は新型コロナウィルス感染症の影響により、国内の調査が多いですが、過去にはインドネシア、カンボジア、上海、ジャカルタ、シンガポール、台北や香港などアジアの様々な都市で調査が行われてしまいました。

〈2018年度〉

『伝統織物産地における観光と暮らしのすみわけの手法 -インドネシアトゥガナン村を事例として-』 沖美彩子

『都心部における高床式住居の増改築による自律的更新手法 -カンボジアプノンペンを事例として-』 川口豊夢

03/高複合高密度都市研究ゼミメンバー

助教 ◎宮嶋春風

新M2 ◎伊藤輝◎内田ひかり◎菅谷結◎栗林陽光

新M1 ◎奥野和廸◎佐藤奈々恵◎杉山太一◎野見山祐作 

新M0  – 募集中–

04/連絡先

栗林陽光 haru.210646@akane.waseda.jp

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