こんにちは。早稲田大学古谷・藤井研究室菊竹清訓PJリーダーの料治です。
菊竹清訓PJは東京理科大学の斎藤信吾先生と共に、これまで菊竹清訓設計の建築の実測調査を行ってきました。今回は2022年4月から開始した京都信用金庫 支店郡の実測調査についてご紹介いたします。
4月18日に 北山支店と吉祥院支店、4月19日に城陽支店、4月20日北山科支店、西山科支店、4月21日六地蔵支店、4月22日洛西支店、12月7日から10日の4日間で吉祥院支店、六地蔵支店、城陽支店、北山支店の調査を行いました。
フォトグラメトリ
さまざまなアングルから建築を撮影し、その画像を解析・統合して立体的な3DCGモデルを作成する技術です。
図1 撮影時の様子(撮影: 吉岡憲吾 古谷・藤井研究室)
3Dスキャン
カメラ・ドローンによる写真撮影に加えて、3Dレーザースキャナー(今回はBLK360)を用いた3Dスキャンを行いました。
図2 北野支店を統合した3Dデータ(作成: ジョブラーン・アフマド 古谷・藤井研究室)
また、樫原支店、物集女支店、東桂支店、南桃山支店、京都河原町本店、宇治支店、常盤支店、三条支店、嵯峨支店、北野支店、十条支店、上鳥羽支店、岩倉支店の計13支店については外観のみ撮影しました。
菊竹清訓の一連の作品群に触れられる貴重な機会となりました。初めての3Dスキャンやフォトグラメトリを行う学生も多く、慣れない中試行錯誤しながら行いました。
京都信用金庫の皆様、そして古谷・藤井研究室の先生方および関係者の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
図3 城陽支店を統合した3Dデータ(作成: ジョブラーン・アフマド 古谷・藤井研究室)
・斎藤信吾(東京理科大学)
・古谷・藤井研究室
研究員 根本友樹
助手 池田理哲
博士2年 ジョブラーン・アフマド
修士2年 西那巳子
修士1年 川俣悠、吉岡憲吾、菅家結