【瀬戸内国際芸術祭2016・秋 】秋会期開幕!!「シシ垣でつくる堀越暮らしの輪プロジェクト」「堀越暮らしの写真展」

By flab, 2016年10月8日

古谷研M1の御供です。いよいよ「シシ垣でつくる堀越暮らしの輪プロジェクト」、
そして「堀越暮らしの写真展」が公式に開幕となりました!

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*アクセスや会期に関する詳細はこちらからご覧ください。

開催日当日、早速長さ30メートルの大きなシシ垣に観光客の方々が訪れて下さいました。
天気予報では雨でしたが、晴れではじまりました~!
取材の方も来られるなど、堀越の輪が少しずつ広がり始めております!

特に教員住宅での写真展は残すところ10月9,10日と11月3,4,5,6日です。
シシ垣だけでは知れない堀越の魅力が沢山詰まっておりますので、是非お誘い合わせの上お越しください。

それでは、開催当日の様子をご覧下さい!

 

 

「シシ垣でつくる堀越暮らしの輪プロジェクト」

 

瀬戸内国際芸術祭秋会期:10月8日~11月6日

作品番号:108番

 

堀越を眺めるお客さま

皆さん息を切らしてシシ垣まで来てくださいました、、、!中には新聞やテレビをみて寄ってみたという方や、取材の方、大学生のグループや家族連れまで、色々な方が来てくれました。

写真はシシ垣に腰を下ろしてリラックスされている様子。「確かにこれは気持ち良い」と言って頂けてとても嬉しかったです!

どうしてこの場所を選んだのかと聞かれる事が多く、イノシシの被害がある事や、シシ垣を通じて堀越の魅力を伝えしたいという思いをお話しさせて頂きました。

囲うのではなく、人の生活圏を広げる事でイノシシの被害をなくしたいという事をお伝えすると、確かに守りたいものを囲う対策ではかえって人が閉じてしまうものね、と共感の声を頂きました。

シシ垣から見る穏やかな堀越。

山の上の方まで上ると浜道のノボリが見えます。シシ垣そのものの姿を見て座るだけでなく、堀越の町まで見ていただき、堀越の町に興味をもってもらいたいという思いがありますが、やはり上ってくるだけで疲れてしまい、下の方だけで引き返してしまう方もいらっしゃいました。

しかし一旦シシ垣からノボリが見えると興味を持って下さる方もおり、実は二十四の瞳の小説の舞台となった分教場跡広場や教員住宅の事も紹介できました!これから来られる方は是非、上の方まで上がってみてくださいね。

家族で記念写真をぱちり。

中には海を背景に家族写真を撮られる方も。大きなベンチのようになっておりますので、皆さんもお越しの際は写真をとって、家に帰って見返して堀越の事を思い出していただけると幸いです!

シシ垣を被写体にしていただきました…!

なんと取材に来られた方もいらっしゃいました!瀬戸内国際芸術祭の動画を作成しているようです。少しですが、シシ垣について、堀越について紹介させて頂きました。全作品を回るそうで、機材を持ってここまで上がってきて頂き本当にありがとうございました!

ぜひ堀越のまちの中を散策してください。

さて、今回はシシ垣だけではありません。シシ垣をおりて浜道の方につづくノボリを辿っていくと堀越の写真展があるのです!

しかし、まだまだサイン計画は至らない部分がおおく、道が分からない方もいらっしゃいました、、、人に知ってもらう事の難しさと重要さを痛感した一日でした。

サインはこれからも更新し分かりやすくしていきますので、シシ垣まで来られた方は是非教員住宅、荒神さんの写真展まで足を運んで下さるととてもうれしいです!


 

「堀越暮らしの写真展」

 

こちらは常設展と期間限定展の2種類がありますので、是非お見逃しのないようお越しください。


<<常設展>>

  • 場所:荒神社舞台
  • 期間:2016年10月8日~11月6日
  • 時間:10:00~16:00

 

荒神さんで堀越の写真をご案内。

獣害対策関係の方がシシ垣を見に来てくださり、堀越の風景を見ながらお話したところ、堀越と古谷研究室の関わりに興味をもたれ、荒神さんまで来てくださいました!小さな自治体ですが、祭り等の行事が多い事や、移住者の方によって再開した行事がある事に驚いて下さる方もおり、堀越の魅力を再認識する事ができました。

 


<<期間限定展示>>

  • 場所:教員住宅
  • 期間:2016年  10月8・9・10日/11月3・4・5・6日
  • 時間:10:00~16:00

 

堀越の今昔が障子を彩ります。

教員住宅の方では、写真だけでなく今までも古谷研究室の活動や教員住宅の今後の活用法についてのパネルや模型も一緒に置いております。建築学科の学生さんも来られ、町おこしについてなど、色々なお話しができました!

堀越での行事などのお話しをさせて頂きました!

学生が堀越の写真を使いながらそもそもなぜ小豆島の堀越で活動しているのかという話題になり、2013年の論文の調査から説明させていただく機会もありました。教員住宅には今までの活動のハイライトが集まっているので、シシ垣だけじゃなく堀越について学ぶワークショップや、写真を集めた会の事も紹介させて頂きました。

堀越の皆さんとのワークショップの成果です。

ワークショップの時の様子を話しながら、シシ垣を作る経緯について説明させて頂きました。

他にも模型を見ながらシシ垣との位置関係や、浜道が皆さんの会話が生まれる重要な道であるという堀越の町の特徴などもお話しできました。

地元の子供も遊びにきてくれました

堀越地区の子供も遊びに来てくれました!堀越は移住者が増えているという話をすると驚かれる方が多かったですが、小さな子供のあそび声が今日も響いていました!


瀬戸内国際芸術祭の力をお借りしてシシ垣まで来てもらう事は出来ても、二十四の瞳の小説の舞台になった分教場がある事や、シシ垣の狙い、さらには堀越に移住者増えているという魅力を知って頂く事は簡単なことではないことを再認識しました。

しかし、シシ垣だけでなく、堀越の町の写真をとっていかれる方も多く、シシ垣をきっかけに着実に堀越の暮らしの輪が広がっている事を実感できた事も確かです。

そして何より今日とても感動した事は、地区の方が観光客の方を案内したり、また風で取れてしまったノボリを付けたりしてくださっていたことです。いつもいつも、本当にありがとうございます!!


堀越の皆さんから案内をしていただきました…!

本当に皆さんの温かい心に支えられて作品が出来ています。
堀越の輪を強く、広げていけるよう頑張ります!!

順次シシ垣施工の様子や、お披露目会の様子もこのブログにアップしていきますので、是非そちらもご覧いただけると幸いです。

それではみなさん会場でお待ちしております!!!

 

●堀越地区内案内マップ●

 

堀越内は下記マップをご参照ください。
シシ垣の説明や楽しみ方、また堀越の方しか知らない魅力が詰まっているマップです。

堀越地区内の駐車場や掲示版にも貼っておりますのでどうぞご覧ください。

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●その他のシシ垣に関する発信●

 

古谷研究室だけでなく、様々なメディアで堀越のプロジェクトを発信して頂いております。

是非こちらも合わせてご覧ください!

 

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