【雲南PJ】夏期活動報告1 -木次編-

By flab, 2015年9月14日

8月9日から15日、古谷研では今年もお盆の時期に合わせ、雲南市に行って参りました。遅ればせながら、今夏の木次・入間・民谷での活動を、地域ごとに三編に分けてご報告いたします。

本編でご紹介するのは、木次地区における活動です。

 

現在雲南市では「UCC (Unnan Campus City) 構想」の名のもとに、島根大学、島根県立大学などの雲南市周辺の大学が集まって学習するフィールドとしての活動を行っています。今回はその活動の一環として、雲南市のNPO法人おっちラボと雲南市役所政策企画部うんなん暮らし推進課と早稲田大学の3者で三日市ラボを題材にWSを行いました。三日市ラボとは木次商店街にある電気屋であった町家を改修し、現在はコワーキングスペース・シェアオフィスとして使われている施設のことです。雲南市で起業したい人、雲南市でインターネットを利用とした仕事を行っている人々などを中心に利用されています。

三日市ラボ解体工事WS

今回のWSでは、三日市ラボにある蔵の掃除を通して蔵の広さ・暗さといった蔵の良さを感じながら、そのような特徴や蔵の中に保管していた物を生かした新たな蔵の使い方を考えました。このWSを通じて、おっちラボやうんなん暮らし推進課、早稲田大学が普段どのような活動をしているのか、地元の人や周辺地域の大学生に知ってもらうことを目的として行いました。

【8月9日/第一部:蔵の掃除】

第一部では三日市ラボのコワーキングスペース・シェアオフィスの裏にある蔵の掃除を行いました。

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蔵には食器・鍋・書籍・ひな人形・下駄・洋服など、様々な物がしまってありました。

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みんなで分担して少しずつ物を出しながら必要な物といらない物と分別していきます。

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沢山出てきた木箱を並べてみたら壁の装飾になりそうという提案。木箱の中には嘉永時代 (江戸末期) の物も残っていました。蔵の中にあるものを生かしてどのようなことができるか考えながら掃除は行われました。

 

【8月9日/第二部:蔵の構想WS】

第二部では古谷研の卒業生である小堀祥仁さんを講師としてお招きし、蔵が今後どのように使っていけたらいいか、どのような機能があればいいか、構想を練るWSが行われました。

小堀さんは在学時雲南PJに所属し、修士計画も雲南市を舞台に設計を行っただけではなく、ご卒業されてからも頻繁に雲南PJ及び雲南市に関わってきてくださいました。今回は主催側であるNPO法人おっちラボ、雲南市役所政策企画部うんなん暮らし推進課の皆様方からぜひ講師として呼んでほしいとの依頼があり、お声掛けかさせていただきました。お忙しい中講師としてだけででなく、参加者としても積極的に活動をしてくださり、本当にありがとうございました。

 

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小堀さんのレクチャーでは、日本の空き家数の現状や「Renovation」とはどういうものなのか、実際の事例を挙げながら紹介をしてくださいました。

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小堀さんのレクチャー中の会場の様子。

DSC_1935 平面図に各々の考えを書いた付箋を貼り付けながらどのような使い方ができるか、どのようなデザインができるか考えていきます。

 

各班の発表風景です。

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A班:・東側と西側の間の壁を壊し、4つの部屋を一筆書きのようにつなげる。また、解体して残った部分の基礎をベンチとして利用することで、オフィス部分とのつながりを作る提案。

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B班:オフィス部分と分断し、敢えて閉ざした空間を作ることで人が奥に何があるか興味を持ち中に入ってくるような提案。

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C班:1Fを開放的に2Fを閉鎖的に作ることで空間に差異を付ける。機能を指定するのではなく、場合に合わせて利用の仕方を変えられるようにする提案。

 

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WS1日目お疲れ様でしたということで記念撮影。今回の提案は今後行われる蔵の改修の参考として記録し、雲南市役所及びおっちラボに寄贈する予定です。

 

【8月10日/第三部:解体工事WS】

三日市ラボの蔵とオフィス部分の間にある解体が必要な建物の解体を行いました。

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基礎以外のものはすべて取り壊しが終わりました。この部分も蔵と一緒にどのような使い方ができるか考えていく予定です。

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2日間お疲れ様でした。

 

【終わりに】

今回自分たちが主体となってWSを作り上げることは初めての経験であり、右往左往しながら前リーダーの室町さん、講師として来てくださった卒業生の小堀さん、雲南市役所やおっちラボの皆様からたくさんのご指南を受けながらやっとの思いで成功させることができました。この場にて感謝を申し上げるとともに今後も引き続きご指南していただければと思います。

今回のWSを通じて繋がったおっちラボ様やうんなん暮らし推進課の皆様はもちろんのこと、参加してくれた島根大学、島根県立大学の人たちと、今回限りではなく、今後も一緒に活動ができればと思います。

次回のWSは10月の中旬に行われます。次のWSもまた、良いものになるよう少しずつ準備をしていこうと思います。

 

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M1 笹原千晶

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