【PJ紹介】「インポッシブル・アーキテクチャー」展 開幕
By flab, 2019年2月18日
早稲田大学古谷誠章研究室で模型の制作に携わらせて頂いた、「インポッシブル・アーキテクチャー」展が2019年2月2日(土)から埼玉県立近代美術館で開催されました。
この展覧会は実現しなかった世界中の建築の図面や模型などが展示されるもので、これから1年をかけて埼玉・新潟・広島・大阪と全国を回ります。
古谷研究室では長年アメリカ人建築家 John Hejdukの作家論研究をしており、その縁もあって今回美術館から依頼を受け、彼のアンビルト建築である《Diamond House B》の模型を作らせて頂くこととなりました。
ノーマル模型とレリーフ模型は作家論ゼミの学生達で作った、渾身の作品です。
John Hejduk 《Diamond House B》ノーマル模型 平面
「大谷一郎 撮影」
John Hejduk 《Diamond House B》ノーマル模型 アクソメ
「大谷一郎 撮影」
John Hejduk 《Diamond House B》レリーフ模型
「大谷一郎 撮影」
また、過去に古谷研究室で菊竹清訓の存命中に本人と共同で制作した、大変貴重な《京都国際会議場》コンペ案の模型も一緒に展示されております。
菊竹清訓 《京都国際会議場》コンペ案模型
「大谷一郎 撮影」
こちらの機会にぜひ一度足を運んでみて下さい。
■インポッシブル・アーキテクチャー もうひとつの建築史
会場:埼玉県立近代美術館
会期:2019年2月2日(土)~3月24日(日)
開館時間:10:00〜17:30(17:00最終入場)
休館日:月曜日
観覧料:一般1,200円/大学・高校生960円/中学生以下無料
アクセス:JR京浜東北線「北浦和駅」西口徒歩3分
最後に制作にご協力頂いた先生方、Hejduk研究者を含めた先輩方、同期や後輩達に感謝申し上げます。
ありがとうございました。
青木 陸