修士1年の大石耕太朗です。宮城県東松島にある復興の森の「うまのひづめ展望デッキ」の新調工事を学生PJメンバーで行いました。
初期のデッキが経年劣化していて使用できていなかったことを受け、一度杭以外の部材を解体し、デッキを新調しました。今回も当初のコンセプトである「いずれ森に還るデッキ」を再現すべく、釘やネジなどの金物を一切用いずにダボで固定しました。また、元のデッキ材や端材は、ウッドチップにしてデッキの周りに撒きました。
新しい木材を山の上まで運ぶ際には、馬搬を行い、自然の力を活用しました。
さらに、元のデッキの制作メンバーであった古谷研究室OBの江島さん、地元の宮野森小学校6年生が作業を手伝いに来てくださいました。
デッキの補修にあたり、現地の神吉さん夫妻に多大なご尽力をいただきました。
無事施工が完了したことをご報告するとともに、関わってくださった方々に深く感謝申し上げます。
【製作時タイムラプス動画リンク】