ラ・トゥーレット修道院 実測調査

By flab, 2023年4月20日

こんにちは。早稲田大学古谷藤井研究室ル・コルビュジエPJリーダーの松井です。
今回は2023年3月に行ったラ・トゥーレット修道院の実測調査についてご紹介いたします!
 
本PJではこれまでも、パリのル・コルジュジエ財団の協働研究者である白石哲雄氏統率の元、古谷・藤井研と連携してル・コルビュジエ設計の建築作品の建築実測調査を行ってきました。
白石氏のこれまでの活動は以下のHPから確認できます。
https://tetsuyushiraishi.com/
 
今回行ったラ・トゥーレット修道院の実測調査は2018年・2019年に続く3回目の調査であり、新型コロナウイルス蔓延以降初めての海外調査となりました。ラ・トゥーレット修道院に3泊4日で宿泊し実測調査を行いました。
 
我々の行った調査をル・コルジュジエ財団のニュースレターで紹介いただきました。
https://96tyt.r.ag.d.sendibm3.com/mk/mr/vcATO0ZMvnl0VbLEt7dukPvFV4-6bP-QYIrdZ6u8z0t23nQpgnyBlc4brK-xYPw60STs_UtWqDy3yga1Vqn-H8mFN5PMXk0QpfBv4Yq82Er9DUhJxfXhS9xL9f3YAO9nv0R-IYE?fbclid=IwAR1wKK85HaBi1wA7RON4gXx8esRG8tNz5PbbmBqnsGxOWkylvyLlj2aMw_o
 
 フォトグラメトリ
さまざまなアングルから建築を撮影し、その画像を解析・統合して立体的な3DCGモデルを作成する技術です。

ドローン
ドローンから建築の外観を空撮しました。この画像もフォトグラメトリも使用されます。

3Dスキャン
カメラ・ドローンによる写真撮影に加えて、3Dレーザースキャナー(今回はBLK360)を用いた3Dスキャンを行いました。

(作成: ジョブラーン・アフマド 古谷・藤井研究室)
 
研究室のプロジェクトとして新型コロナウイルス蔓延以降初めての海外調査ということで大変なこともありましたが、貴重な経験をさせていただくことができました。ル・コルビュジエの最高傑作とも呼ばれる建築で過ごす時間は学生にとって得難い経験だと思います。
 
実際にル・コルビュジエの建築に触れながら実測を行うことは非常に貴重な機会であり、また最新技術を用いた実測も学生たちにとって得難い経験となりました。また違う研究室との共同での作業も良い経験となりました。
このような機会を与えてくださったル・コルビュジエ財団の皆様、ラ・トゥーレット修道院関係者の皆様、白石哲雄氏、そして古谷・藤井研究室の先生方および関係者の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。

(撮影: ジョブラーン・アフマド)


調査メンバー(2023年3月当時)
白石哲雄
教授 藤井由理
助手 池田理哲
博士2年 ジョブラーン・アフマド
修士2年 西那巳子、林 娉宇
修士1年 吉岡憲吾
学部4年 福島拓磨、松井優磨、料治航平

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